企画単体女優

企画単体女優は企画女優から生まれる単体並みの女優。 企画女優の中でも単体女優並みに人気が出て、出演依頼が殺到し多数の作品に全く無制限で出演する場合がある。
このような女優を企画単体女優・キカタンと呼ぶ。1998年-2002年頃にセルビデオのブーム・メーカー急増と時を同じくして登場した。
企画単体女優もその女優を主役として商業が成立するのであるが、 特定メーカーとの複数本・長期の契約を持つものではなく1本単位の契約であり、 2012年現在日本のAV業界ではこの企画単体女優の作品を軸として商品を展開している。
AV女優全体の15 - 20%を企画単体女優が占める。
代表的な企画単体女優として、長瀬愛、堤さやか、笠木忍、立花里子、紅音ほたる、つぼみ、大沢美加などがいる。
出演料は中村 (2012)によれば30 - 80万円(日当)、村西 (2011)によれば10万円(ただしいずれもプロダクションに支払われる出演料であり、 AV女優の手に渡る金額はこれの数割)。
単体女優と異なり出演依頼さえあれば制限無く出演できるため、 一度火が点くと、爆発的な人気を得、月産20本を越えるなどする場合がある。
代表的な例を述べると、朝河蘭が2年で516本(月21本)、 桃井望が2年で160本(月6本)、長瀬愛が3年で120本(月3本)、 笠木忍が6年で200本(月2.7本)と言った具合である。
特に1998年 - 2002年の企画単体登場初期にこの様な過酷な出演が多く見られた。
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【出典】ウィキペディア
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